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鉄筋コンクリートの古い家を壊すには同じサイズの木造住宅を壊すのに比べると2倍ほど費用が大きくなることも多いとか。

また、昔は今ほど取り壊し費用が高くなかったですが産廃処理の費用が上がっていることもあり壊したくても壊すお金がないというケースも増えてきているようです。

でも大丈夫です、上手に売れば壊す必要もなくしかもけっこういい値段で売ることも可能なんですよ。

鉄筋コンクリートの家は売却相手によって売値がまるで違ってきます

よほどの老朽化をしていない限り、コンクリート住宅はちょっとした一手間で新築並に生まれ変わりやすいのもが大きな特徴です。

これは木住宅だと難しいですがコンクリート造ならやりやすくて、それがここ10年ほどですっかり知名度が上がったリノベーションという方法になります。

家の主な構造はそのままで、目に見える壁や床や天井をごっそりと新しいものに変えてしまう方法なんですが、これの利点はどんなに古い家でも買ってくれる人が見つかりやすいというものです。

コンクリート住宅のリノベーションはコスパが良い

私の知り合いにはコンクリート造の家やマンションをリノベーションした方が何人かいて実際に見学をさせてもらったことがありますが、思ったほどお金がかかっていなかったのが印象的でした。

なかには天井はコンクリートを剥き出しのままだったり、配管が丸見えの物件があったりと、木造住宅では考えられない物件がありましたがそれがとてもオシャレに見えたのが印象的でした。

そこでリノベーション費用を聞いてみたところ内装を剥がしたままの部分も多いため驚くほど安かったんです。しかも「今時はコンクリートを剥き出しにしたり配管を丸見えにした方がオシャレ」という理由で別に節約をしたわけじゃないんです。

もちろん、全員がこんなコンクリートや配管剥き出しの家を好むわけじゃありませんが、上手に買い手を見つけることができればお金をかけずに高く売ることも可能になるということでした。

リノベーション住宅を買う人はボロボロの状態でも平気で買う

リノベーション住宅を探している人というのは、普通の家を探すのと違い、ボロボロの状態で購入してそれを自分好みにペンキを塗ったり好きな床材を貼ってもらったりと、自分好みに仕上げたい人が多い傾向があります。

なので売るにあたってわざわざ綺麗に仕上げる必要がなく、お金をかけずに売却しやすいというメリットもあるんです。

リノベーション候補の古いコンクリート住宅を買う人はどこにいる?

築年数が古くて見た目もボロボロのコンクリート住宅は、先程のご説明のように「欲しがってくれる人」に売る以外に高く売れる方法はありません。そして、そんな都合の良い買い手は”ネットが今ほど普及していない時代”には自力で見つけることはほぼ不可能でした。

→ でも今はネットの査定を使えば、簡単に見つけることができます。

(複数社から査定をもらい、その中で最高値の査定をくれた業者のところに売却依頼すればいいだけです。つまり、査定で最高値の業者のところにあなたの家を欲しがってくれるお客さんがいるからです。)

通常なら、壁紙の汚れや床の傷みがある場合には値引き交渉の格好の材料にされてしまうんですが、リノベーションできる古いコンクリート住宅を探しているお客さんならそんな値引きなんて求めてくることはまずありませんよ。ストレスなく売却ができるのも大きなメリットと言えそうです。

木造住宅もノベーションできるけどコスパが悪いんです

通常、木造住宅なら築30年も経てば多くの人は耐震能力の不足が怖くて安くても手を出さないことも多いですし、木造なので木部の腐食なども心配されて購入意欲が削がれてしまいがちです。

もちろん、木造でも骨組みだけを残してそれ以外をごっそりとやり替える方法もありますが、コストパフォーマンスが悪いため、私が知る限りでは築30年や40年という家でごっそりやり替えた人は「再建築不可物件」にお住まいの方しか知りません。

(※再建築不可物件は一度壊してしまうとそこに新しく家を建てることができない決まりがありますが、基礎と骨組みを残しておけばそれ以外をほぼすべて取り替えて新築同様にすることは可能なんです。)

でもコンクリート造の家なら耐震化の問題も木造ほど心配する必要もありませんし、古めかしい感じがむしろオシャレに感じられるという強みがあるんですよね。