不動産屋さんに売却依頼すれば家の売値を算出してくれますが・・・
通常、不動産屋さんは売り主さんから声をかけてもらった後に、物件の下見をしつつ路線価等をもととした計算で大まかな価値を出し、それに日当たり・間取り・周囲の環境などを考慮して調整します。
さらには、人気のあるハウスメーカーが手がけた家か?それとも無名の工務店が手がけた家か?そういったところまで考慮することで現実的な値段を出すことができるんです。
ただし、多くの場合には声をかけた時点で問題が発生します!
実は、売却を頼む前提で声をかけないと、多くの場合には適当な金額を言われてしまいます。
でも、ここならそんな心配はありません。
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なぜなら複数社分の売値をチェックしてからじっくりと売却依頼する相手を選ぶことができ、しかも最高値で売却してもらえる業者も見つけることができるからです。
どうしてその辺の不動産屋さんは依頼前提でないとちゃんとした売値を出してくれないの?
売却を扱う不動産業者は、家が売れないと収入が入らないので、現在進行中で売れそうな他の家の話を優先します。売らないと稼ぎにならないのでそれだけ必死なんです!
(一方、賃貸専門の不動産屋さんであれば、売却の仕事を受けなくても、アパートの管理費用の収入が毎月入ります。)
ちなみに、ハウスメーカーのように信頼できる所が建てた家と、どこの工務店かも分からないローカルの工務店が建てた家では、購入希望者の注目具合も違ってくるので売値が1~2割違ってくるんです。
また、次に購入してくれる人が住宅ローンを利用する時でも、家そのものの材質や加工などクオリティーは目で見て確認ができないために、銀行のローン査定でもハウスメーカーのブランドは気になる要素だとも言われいます。
あとは、家の隣近所の環境も販売価格には影響を及ぼします。ニオイを発する店や工場の有無、騒音を立てる家の有無など、近所に何気なくリサーチをすることもあります。(その場合、売主や家は絶対にバレないように調べるそうです。)
もちろん、家の値段は法的な決まりがないので、売主さんが付けたい値段で売出しをすることは可能です。実際に売れるかどうか・・それは別の話になってきますが。。。
家の売値は固定資産税評価額とは関係ない
一般の方は、家の売値を判断するのに、固定資産税の評価額を参考にすることも多いそうですが・・・それは単なる税金上の計算式に当てはめて出た金額なので、実際に売れる家の値段とは何も関係がないんです。
不動産屋さんが固定資産税評価額よりも低い額で売出を提案したとすれば、それが売れる本当の値段という事になります。例え家が新しくても、周囲の環境が良くても、似たような売家が周囲に多くあれば、当然値下がりをします。
家が高く売れるかどうかは不動産屋の腕次第
結局最後は、家を売ってくれる不動産屋の営業マンの腕次第です。1500万円が相場の中古の家を、上手に話を進めれば1600万や1700万になることもあります。
不動産屋さんによっては、正直に最初から1500万の値付けをするところもありますが、中にはあえて1800万円などに高くしておいて、「今日決めてくれれば、売主さんから100万円の値引きを取り付けます」なんて言う業者もあります。
これが良いか悪いかは別として、こんな話をされれば、100万円も得した気分になるので、迷いが吹き飛んだりするんです。
最初から1500万で売出しすれば、それより高く売れる可能性は0です。でも、1800万にしておけば、300万円分の値下げの魅力を与えれるだけじゃなく、1700万で売れる可能性もあります。
高く売りたい場合は、高く売れる可能性のある業者に頼まないとだめなんです。うっかり最初から1500万で売る業者に頼んでしまうと、値引きを求められて、1300万で売れて200万を損する可能性もあります。たまたま他から、購入者が出てこない時なら、これでも売ってしまう可能性は誰しもあります。
不動産屋さんがお世話している売り家はあなたの家の他にも沢山!
不動産屋さんからすれば、いくらで売れてもあまり気にならないんです。あなたの家以外も常に話が動いているので、たとえ安く売れたとしても、早く売れてしまうほうが効率が良いんです。
高値で1年も2年も売れない家を扱っているほど、不動産屋さんも暇じゃ無いっことは知っておいた方が良さそうです。私も、「高値で売れる方が良い」と長い間ずっと間違った思い込みをしていました。