マンションを売る場合にかかる税金について、簡単に説明をしてみますと「単に売るだけの場合」と、「売った後にまた家やマンションを買う(買い替え)」場合では税金のかかり方が違ってきます。
これを知っておくだけで税金で損をすることはまずないと思います。
ちなみに、税金の損得のポイントの前に、欠かせないのが「家を高く売ること」です。当然のことですが、高く売れたら手元に残るお金が増えるので税金は多くかかりがちです。でも、それを考慮したとしても高く売れた方が得なのは間違いないです。
高く売る方法はすごく簡単なので、忘れないうちに税金の記事よりも先に目を通していただくのが良いかと思います。
参考にどうぞ→ 家を高く売る方法
都内の湾岸エリアなど一定エリア以外は普通に売ると苦労します
今は、都内の一定のエリア以外ではマンションの売却は値段も厳しいうえに、売却までに要する時間もかなり長期化しています。
その理由には、売り家や売りマンションが増えていることと、同時に少子化が進んでいることがあります。
特に、中古のマンションなどを購入される方は、ローンを利用されるような比較的若い人が多いために、その年齢層が減っていることでマンションが以前ほど売れなくなっているんです。
私自身、複数の県でマンションを中古で複数購入し、賃貸物件として貸出ししている関係上、入居される方の話を聞くことが多いんです。
中古のマンションが売れない理由
最近多いのは、「マンションが欲しかったけど、ローンが通らなかった」という若いご夫婦や、「自分の資産を持つことに興味がないから賃貸でイイ」という、今どきのファミリー層の現実をまのあたりにしています。
以前から、人気のあるマンションというのは、限られたエリアだったり、築年数の浅い物件に限られてはいましたが、特にリーマンショック以降はこの傾向が進んでいるような気がしています。
私の周囲のマンション投資家さんなども、人気がある内に次の投資家さんへ転売してマンションから手を引こうとしている流れがあります。
その点、土地付きの戸建ては値段さえ安くすればマンションよりは売れやすい傾向はいまだに強いです。
もし、マンションを売ろうかな?と思われている方は、一日でも早く売却をされることをオススメします。
あなたのマンションの周囲に変化が起きていませんか?
ちなみに、現状で人気のあるマンションはそこまで気にしなくても良いかもしれませんが・・・マンション乱立地帯で、近所のマンションなど空室が目立つ場所は危ないです。例え築浅で人気がある場合でも、周囲に新築が増えれば途端に人気が落ちます。
TVなどで、リノベーションをした築古のマンションが人気という特集など、たまに見かけます。実際、私が賃貸しているマンションがこれで、畳の部屋をアンティークなフローリングにしたり、裸電球でアンティークな雰囲気を演出して貸し出しています。
でも、これも費用をかなりかけていますし、立地によってはそれでも入居付けが厳しいです。ちなみに、入居審査の際のアンケートを見ると、やはり「マンションが買えない」という、若いファミリーの超えが目立ちます。
貸しても売っても、中古マンションは簡単にはいかないようです。
このサービス、実は不動産屋さんでさえもプライベートで利用しているものなんです。