中古物件は値引きしても売れないことが多々あります。
それはどこに売却依頼をしてるかによっても大きく左右されるからです。
当然、販売力がないところに売却依頼をすると、いくら値引きを多くしても売れない事もあります。
むしろ、それとは逆に、力のある不動産屋さんに売却を依頼すれば値引きなしでも売れるのがこの業界の凄いところなんです。
マンションも値引きの力が発揮できなくなってきてます
実は最近、マンションなども値引きの効果が出ないケースが増えてきています。
傾向としては、築年数が30年近い物件や、まだ新しい物件でも外国人が多く住み始めたマンションなどがあります。
外国人が多くなれば、どうしても文化が異なるためにゴミ出しのルールが守られなかったり、騒ぎをおこしたりと、とにかくトラブルのものになることが多いんです。
そんな環境になってしまうと、いくらあちこちの不動産屋さんに声をかけたとしても、そう簡単にはそのマンションは売れなくなります。
残された可能性は同じように外国人に売るしかないかも・・・
当然、そうなれば売値は相場よりも安くなってしまいます。
安売りして売れればまだマシですが・・・
どうしても外国人が多く住んでいるマンションというのは、一度そういったイメージがついてしまうと、売買の仲介をしてくれる不動産屋さんにも嫌われてしまいます。
売却をした後に、いろんなクレームが想定できるから、できることなら売れない方がいいかも・・・なんて思っているかもしれません。
実際、不動産屋の営業マンもサラリーマンが多いので、そういったクレームの可能j性にはけっこうシビアだったりするんですよね・・・。
それが現実なんです。
築年数がかさんだ不動産は売れなくなる
売れなくなる理由は主に2つです。
まず1つは、次に購入をする人がローンを利用できないリスクです。
一般的に不動産の価値は、税法上の計算の減価償却という計算に基いて価値が算出されます。
この計算式によって、不動産の価値(建物)は年々、確実に資産価値が下がります。
木造住宅なら22年、鉄筋コンクリートなら47年となります。
つまり、木造の家なら22年を過ぎている場合には、まずローンが通らないという事を意味しているいるんです。
ローンを利用する人が使える年数とうのは、木造なら22年から今まで経過した年数を差し引いた年数になるのがポイントです。
これを売主さんが知っておかないと、ご自身では「見た目に綺麗な家がどうしてこんなに安くなるの!」と納得ができなくなります。
もし、今売ろうとしている家が、木造で築10年の家だとしたら、次に購入してくれる人が使えるローン期間は12年となるのが一般的です。
築年数があまりにも多い場合には、その家がリフォームをされていて見た目が綺麗でも、それはローン計算には関係がないという事もしっておいてください。
ローンが使えない物件は、値下げをしても売れない・・・その原因はこういった理由があるからなんです。