マンションの修繕費が高額過ぎて払えない住人が続出しているというニュースを最近よく見かけます。
ちなみに２０階建て以上の高さのいわゆるタワーマンションタイプだと修繕費は数億円程度ではとても収まらず桁がさらに上がるケースもあるとか。
当然、毎月の高額な修繕積立金の負担が嫌になって手放す人も多く、空き室が増えたことでさらに修繕費の負担が残った住人にのしかかるという「修繕費の負の連鎖」が発生している物件も多いそうです。
修繕費が高額過ぎて、長年の修繕積立金では到底足りないというのは何も都会のタワーマンションに限りません。既に全国でこのような修繕費問題が発生しているんです。
（マンションの想定外の出費が不安な人や払えない人が中古戸建てに買い替えるケースも増えていて「家を売ろうとしている人」にとっては追い風にもなっているんです。）
私の知り合いは60歳前にマンションから中古戸建てに買い替えました
千葉に住んでいる私の知り合いはマンションの大規模修繕のタイミング前に15年住んだマンションを売って近隣にある築２０年の中古住宅に買い替えたくらいです。
つまり、今まで以上に中古住宅の一軒屋を求める人が増え、立地や間取りが良い物件なら高く売れる確率が高まる期待もできるというわけです！
ただし、選んだ不動産屋さんがあなたの家とミスマッチしていたら相場額で売ることだって難しいので注意をしてください。
あなたの売家と不動産屋の顧客の”ミスマッチ”を防ぐ参考にどうぞ
マンションからの買い替え客を抱えた不動産屋はどこに？
マンションから中古住宅への買い替え客を多く抱えている不動産屋は一見するとどこに潜んでいるか分かりません。
というのも、売り主によっては住み慣れた街にそのままいたいから売る予定のマンションの近くの不動産屋で中古住宅を探す人もいれば、次に買いたい中古住宅を優先して街にこだわらない人も多いからです。
でも安心してください。中古住宅を売ろうとしているあなたがマンションからの買い替え客も逃さずに高く売ることは可能なんです。
それはネットから無料で利用できる不動産の一括査定サービスを利用して複数業者から査定をもらってみれば高値で売ってくれる業者を見つけることができるからです。
「高値で売ってくれる＝高値で買いたいお客を紹介してくれる」という意味ですから、当然、マンションからの買い替え客なども含まれているんです。
もちろん、マンションからの買い替え客じゃない人に売れる可能性も高いですが、肝心なのはどんな相手に売れるか？ではなくて、どれだけ高値で家を売ることができるか？ですよね。
なので、高値で売れるのならマンションからの買い替えの人だろうと新築住宅を諦めた若い世代の夫婦が相手だろうとなんだって良いことになります。
不動産の一括査定サービスでないとマンションからの買い替え客にも出会いづらい
不動産の一括査定サービスなら複数の不動産屋にまとめて声をかけることができます、これは言い換えれば大量のお客さんに声をかけることにも繋がります。
通常、自分で不動産屋を選んで訪問するとなれば一社づつになり、そこの不動産屋が抱えているお客さんにしかあなたが売ろうとしている家の情報が伝わらない可能性があります。
と言うのも、不動産屋によっては売却依頼された家の情報をどこにも拡散せずに自社で抱え込むケースがあるからです。
ちなみに「レインズ」という不動産屋だけが使える売り物件を登録するサイトに登録したと嘘を付かれたケースも過去にあります。。。まあ、登録されたから売れるというものでもありませんが・・・。
（レインズの参考に→ レインズに登録されれば家はちゃんと売れる？）
物件情報を抱え込む不動産屋もいるから複数社への声掛けはバカにできない
自社で物件情報を抱え込んで売ってしまえば売買手数料は全額自社の物になるためで、もし他社から紹介されたお客さんに売ることなれば、手数料は半分しか手に入らないからです。
（例えば）
売値２０００万円の中古住宅の場合
- 売却依頼された業者が自社の客に売れば、手数料収入は６６万円
- 他の不動産屋からの紹介客に売れたら、２社で６６万円を折半する（つまり３３万円）
（※不動産屋の手数料について触れた過去記事もどうぞ→ 不動産屋への手数料なしで家を売りたい）
いかがでしょうか？せっかくの儲けが半分になるのを嫌がり、他社に情報を出さない業者がいるのも納得できちゃいますよね・・・。
なので、もしあなたが一社だけ訪問していきなりそこに売却依頼してしまうと、他の不動産屋が抱えているお客さんには一切情報が届かずに埋もれてしまうリスクがあるわけです。
でも、一括査定サービスなら最初から３～６社などの複数の不動産屋に声をかけることができるので全社が自社であなたの売家の情報を抱え込んだとしても、売れる確率は３倍から６倍に跳ね上がります。もちろん、高値で売れる確率も跳ね上がるというわけです。
