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不動産屋に家や土地やマンションなど不動産の売却を依頼すれば大抵は「レインズ」に登録されます。

(※一般の人が閲覧することはできません)

 

でも登録されたからと言ってまったく安心はできません!

これだと不動産屋が手にできる手数料は半分になる可能性があるので最優先で扱ってもらえないかもしれないんです。

 

本来ならあなたから売却依頼をされた不動産屋が自社だけの力で買い手を見つけて売却できれば、受け取った手数料は全てその業者のものにできます。

 

ところが、他社からの紹介で買い手が見つかった場合には手に入る手数料は半分になってしまうんです。

※あなたから依頼を受けた不動産屋と他社の不動産屋とで折半をするのが基本的なルールになっているからです!

 

世間一般にはレインズに登録されれば、見ず知らずの他所の不動産屋も閲覧をすることができるために、他所からの紹介でお客さんを紹介してもらえる確率が高まるとされていますが実はこれを嫌う不動産屋がとても大いのも事実です。

 

レインズへの登録が必ず良い結果をもらたすとは限らない

もしも売却依頼の際に「一般媒介契約」以外の契約をすれば宅地建物取引業法によってレインズへの登録は義務付けられます。

 

ただし、私が過去にいくつもの不動産屋を売却してもらった経験や周囲の不動産屋投資をしている仲間などの経験上ではレインズに登録してもらわない方がむしろ良いケースも度々ありました。

 

その理由は、「レインズへの登録で営業マンのモチベーション(やる気)が下がる」というデメリットがあるからです。

 

不動産屋の営業マンは基本給が低く設定されていることが多く、売却を成立させないことには少ない基本給しかもらえないところも多いんです。

なので、腕の良い営業マンなどはレインズに登録して他所の営業マンに物件を知られてしまうよりも自力で売却をしてしまう方を好むんです。

 

売却をした際に営業マンがもらえる手数料はほとんどの場合に、「売値の3%+6万円」となるので2千万円の物件を売った場合には66万円も手に入ります。

業者によってはこのうち10万円〜20万円ももらえるところもあるとか!

(ボーナスとしてもらえたり、月給としてもらえるそうです)

 

営業マンも人間ですから、他所の営業マンに手柄を分ける可能性がある物件は優先順位を後回しにして自分だけに売却依頼をしてくれている物件を優先して売ろうとするのも当たり前かもしれません。

 

なお、これも今までの体験上ですが、腕の悪い営業マンや売却する自信がない営業マンに限って、すぐにレインズに登録して他力本願を狙う傾向があります。

(あくまで個人的な感想ですが、周囲で売却慣れしている仲間達も同意見なのであながち間違ってはいないと思います。)