家を売る時、もしもご近所さんとの仲が普通なら(悪くなければ)、協力をしてもらうことで、高く早く売れやすくなります。
と言っても、特別に何かをしてもらうわけじゃありません。
事前にお菓子を手土産にして一言二言を伝えておくだけです!
- 家を売りに出したから、見学に来る人がいるかもしれない。
- 見学者がウロウロするかもしれないので、ご迷惑おかけします。
そして、ちょっとしたお菓子を手渡してください。
この時のお菓子は1000~2000円のクッキーなどで十分です。
あまり大げさな物だと、変に怪しまれてしまいます。
(そんなに大勢が来るの?なんて勘違いされます。)
こういった些細な気配りをしておけば、もし誰かが見て来てくれた時でも、大事な見学者さんが注意されたり、ジロジロと見られていやな思いをせずに済みます。
これは売りて側としてやっておくべきマナーとも言えそうです。
近所の人に家を売ることを宣伝できる
もしかすると、ご近所さんが家を買ってくれるかもしれませんし、知り合いに話が広がり、購入希望者のご縁が生まれるかもしれません。
全くのあかの他人に売るよりも、どなたかの知り合いということであれば、勤務先のことや、家族構成や、人物像などをいろいろと知れるので、安心できる人かどうかも、前もって判断ができます。
近所の人が審査もしてくれる
売った後に、変な人だとご近所さんから恨まれます。
また、ホントに変な人だと、売れる話まで進める前に無茶な値下げを要求してきたり、ごねだしたりと、頭がどうかしてるんじゃないか?と思えるような人もいるかもしれません。
そんな時は単に断ればいいだけと思ってませんか?
実は、それで一番やる気を無くすのは扱ってくれる不動産屋さんです。
業者さんも人間ですから、クレーマーみたいな面倒な客だと、もうあなたの家を見るのも嫌になるかもしれません。
当然、そうなれば他の家を売る方に気持が行ってしまいます。
そんな事にならないためには、ご近所さんが「チェック」してくれると助かります。
こちらからお願いしなくても、仲が良い人なら「今日来た人、ちょっとオカシイよね~」なんて話を教えてくれます。
なぜなら、ご近所にとっては、一緒のお付き合いになるかもしれない人だからです。
だから、変な人が購入しないようにチェックをしてくれるんです。
家を売る相手が信用できない?
もし近所の人からの紹介などで、なんとなく支払いが不安な人と売買契約をする場合でも、不動産屋さんを通して契約をすれば安心です。
仮に買主から「購入をやめたい」とドタキャンされたら時間の損失は大きいですよね。
そんな時のために、手付金をもらって損しないようになっているんです。
通常、手付金を収めて後に、買い手側から解約を希望した場合には、手付金はあなたの物になります。
これを「手付の解除」と言います。
これで購入者が支払いできなくても、不動産屋さんを間に入れて売買契約さえしておけば、損をさせられる事はありません。
私の体験上では、1000~1500万円の中古の家の売買では、手付金はいつも100万を納めています。
もし、手付金100万円のケースで、買い手のキャンセルが出たらこの100万はあなたの所得になります。
こんなふうに、損はしないので安心です♪