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残債が残っている一戸建てを売りたい時、どうしても避けられないのがローンの一括返済です。

 

残債のある家を手放すには、残債の全てを払い終わらないと売却はできないんです。

 

なぜなら、完済前の建物や土地は通常はローン会社の名義になっているからです。

ローン会社の所有物を、あなたが勝手に売ってしまえたら大変ですよね。

 

とは言え、残債が残っている場合でも、手順を踏めば売却は可能です。

以前の記事で手順について紹介してます → ローンが残っている家を売る方法

 

残債を払わなくても済む唯一のケース

それは、ローンの名義人が死亡したケースで、更に「団体信用生命保険」に入っている場合に限られます。

 

もし、ご両親などがローンで購入していた場合、自分が今後のローンを払えないかも・・・と悩まれていたら、すぐにこれに該当しているか確認をしてみてください。

(詳しくは → 団体信用生命保険とは? )

 

今どきのローンだと大抵は加入が義務付けられているので、亡くなられた場合でも、残された家族は安心してそのまま暮らし続けることができます。

 

特に、注意が必要なのがフラット35を利用されている場合には、任意加入になるので入っていない人もいるかもしれません。

支払いができる目処が立てばすぐに売却依頼!

もし、預貯金や新しい借入れ金、もしくは家の売却額を使って完済できる見込みが分かれば、次にやるべきことは売却依頼です。

 

家は売りに出したからと言って、すぐに売れるとは限りません。

しかも、売れやすい時期もだいたい決まっているので、シーズンを逃せば売却までの期間も長期に覚悟をしないといけなくなります。

 

もちろん、早く家や土地を売却するためのコツもありますが、場合によっては売却できるまでに半年~1年はかかるという事は知っておいていただきたいんです。

 

もしそういった一般的な売却までの期間を知らないでいると、不動産屋さんに「もっと大幅値下げした方がいいですよ」なんてダマされてしまいます。

 

なぜなら、不動産屋のなかには、あなたの売りたい家や土地が安く売れようが高く売れようが、あまり気にしてない人も多いんです。

 

ちなみに、400万円を超える不動産の売却なら、「売値の3%+6万円」という計算で仲介報酬を求められます。

 

2000万で売れた場合には66万円で、これを1500万に値下げしても、51万円の報酬が手に入ります。

 

あなたは500万円も損をしても、不動産屋さんの損は15万円です。

 

不動産屋さんは、同時に他の家の売却もお世話しているので、多少安くなっても次々と家を売っていくことで儲けをカバーできます。

でも、あなたの売却は他で取り返すことなんでできません。

 

だから、どこの不動産屋さんに売却依頼をする場合でも、必ず、事前に一括見積りサービスなどを利用して、家土地の正しい相場は自分で知っておかないと大変な目に合います。

 

不動産屋さんが提案する「値下げ額」が、適正な額か、それとも「いい加減過ぎる額」か、基準が分からないと判断できませんよね。

 

当サイトにも掲載されています見積りサービスなら、匿名・無料で家の売値を知ることもできるので便利ですよ。

 

売値を知れるだけじゃなく、その辺の不動産屋よりも高値売却してくれる業社さんがきっと見つかりますよ。

 

ぜひ、気軽に試してみてください。