たまには自分の売家をチェックしないと大変なことになっているかもしれません!
例えば、夏場だと2週間もあればコンクリートのひび割れや、敷石の隙間から雑草がすぐに生えてきます。
いくら売却依頼をした不動産屋さんが物件の近くだからと言っても、草引きなどしてはくれません。
(もし、マメに掃除などしてくれるとしたら、そこは相当暇で危ない不動産屋かもしれません。)
それに、蛇口の締め方が緩いと、画像のように水が少しづつ漏れていることがありますが、この水が、コンクリートの割れ目に流れると、そこから草がぐんぐん生えてしまいます。
ひどい時は、コンクリートの下の土が流れ出して空洞ができ、もっと大きなひび割れの原因にもなります。
帰る時は、気をつけてチェックしてみてください。
夏場は2週間もあれば売家は雑草だらけ
この画像は6月下旬のものですが、草を引いた後に2週間ほどで新しく生えてきました。
もちろん、前回に掃除した時には雑草だけじゃなく、落ち葉も綺麗に掃除をしていました。
でも、近隣の木々から強風に飛ばされた落ち葉が集まっていました。
掃除をしたからといって、1ヶ月以上も放置をすれば、雨の具合などによってはもっとスゴイ草になっていることもありますよ。
そんな荒れた家、誰がどう考えても見た目には寂れた感が出て、本来の売値よりも安い価値しか与えられなくなります。
雑草避けに砂利をしいても夏場は草が生えてくる
次は、草よけに砂利を敷いている例ですが、ここもやはり半月ほどで雑草が出てきていました。
しかも、ここはコンクリートの割れ目からも草が出ているために、実際に現場でみると、かなり草が目立ちます。
割れ目から雑草が出てくる場合、本当は、ホームセンターで売られている、割れ目に流し込めるタイプのコンクリートがあるので、それを使えばベストです。
ケチャップやマヨネーズの容器みたいなものに入っていて、開封すればすぐに使え、ノズルから出てくるコンクリートをそのまま割れ目に流し込むだけなので使い方も簡単です。
500gほどのサイズで1000円もしないので、オススメです。
隙間から生えてる草って、根っこがうまく抜けないからやっかいなんですよね。
防草シートの効果は抜群です!
ホームセンターやネット通販でも今は防草シートを手軽に買えるようになりました。
幅1m×長さ10mほどで、安ければ1,000円ほどで購入できます。
右画像は、私が試しに敷いたもの(安物)ですが、3月~7月まで放置した後、めくってみたら全く生えていませんでした。
費用対効果はバツグンでした!
ちなみに、テストした場所は雑草が高く生い茂る畑です。
実は、このシートの周囲は、数日前に草刈機で手入れをしたばかりです。
その時は30センチほどの高さの雑草が生い茂っていました。
それでも、シートを敷いた部分はまったく生えてこないので、この効果はほんとにスゴイと実感しています。
ホントは、見た目を良くするために、この防草シートの上には砂利を敷くのがベストな使い方になります。
そうすれば、台風などが来ても、シートがめくれることがないので、安心です♪
雑草を引いても持ち帰れない時には
諸事情により、売家の掃除には来たものの、抜いた雑草を持ち帰れない・・・そんな時は、画像のように、とりあえずコンクリートや敷石の上にまとめて置いて帰るのが無難です。
こうしておけば、1~2日で完全に枯れてくれます。
一度枯れてしまえば、その後に例え雨に濡れても、茶色く枯れた草が濡れるだけで、再び根を張ることもありません。
できれば、置いて帰る場合、なるべくひと目に付かない場所で、直射日光が当たる場所に置いて帰ることをオススメします。
草を引くのが手間な場合には除草剤
ホントは頻繁に売家に行って、掃除のついでに草を引くくらいが一番なんですが、そうもいかない人も多いと思います。
(頻繁に行っていれば、草を引いても大した量がないので楽なんですよ。)
そこで、たまにしか行けない人にうってつけなのが除草剤です!
例えば、私も愛用している安くて強力なのがハイフウノンです。
ラウンドアップも有名ですが、個人的には効き目はあまり差が感じられないのと、後は値段が比較にならないほど安いのが魅力です。
これは噴霧器に入れて水で薄めて使う本格タイプですが、最近は買ってすぐに使える、薄める手間もいらずに、容器の口がシャワー状になっている便利なタイプもありますよ。
どちらも使い方は草っぱにかけて薬品を吸収させるものになります。
とにかく葉っぱに掛ければいいだけなので、手軽ですが、散布した後はまる1日は雨に濡れないように気をつけないといけません。
なので、散布前には天気予報を見て、その後2日~3日は晴れが続くのがベストです。
1日だけ雨を避けるよりも、枯れが早い印象です。
後、売家の水道を止めている場合には、自分の手を洗えるように、ペットボトルに水を入れて行くことをオススメします。
わりとキツイ薬品なので手を洗えないと大変ですよ。
※できれば、水道と電気はどちらも契約をしておかれた方がいいと思います。
トイレはサランラップで蓋が開かないようにしておけば、使われる心配がありませんし、水が蒸発するのも防げます。
自分が売家に行っても、トイレは使わないのが鉄則ですが、万が一・・・という時や、掃除の際に、外の水道が使えるとなにかと便利ですよ。
電気も、換気扇はトイレなど付けっぱなしがいいですし、夜に不動産屋さんが来た時にも、電気も付かない家だと案内もできませんよ。