カーポートのある家を売りに出してて、内覧もボチボチ来るけど、なかなか売却に繋がらない時はそのカーポートの屋根の高さが原因になっている事もあります。
せっかく家を気に入って内覧に来てくれた人が、車が屋根に触りそうで怖くて置けず、内覧すらせずに帰ってしまうことも多いんだそうです。
そんな事、事前に不動産の営業マンが把握をしたうえで内覧者を連れて来てくれるようなイメージがあるんですが、よほどしっかりした営業マンでないと、そんなことはないようです。。。
極論を言ってしまえば、カーポートで家を選ぶ人はいないので、屋根が無くても案外問題はないそうですよ。
金属の柱ですので、根本から綺麗にカットしてもらえます。
カーポートの素材はほとんどが金属なので、金属買取業者は喜んでタダで引取をしてくれることもありますよ♪
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中古の家を買う客層は流行の車に乗ってることが多い
中古の家を買おうとしている客層は、一般的に結婚をして間もない夫婦や子育て途中などの比較的若い人たちが多いです。
ということは、言い換えると今時のワンボックスやSUVに乗っている確率もかなり高いってことなんです。
だから、もしも家を内覧してくれている若い人たちが沢山いたとしても、車を入れられないカーポートなら選択肢に入らないんです。
中古の家を購入してから、わざわざ自分たちで屋根を改善するなんてよほどの物好きでないとやりません。
だからいっそ屋根がない方がいいんです。
屋根の低さが制約を邪魔しても不動産屋は教えてくれない
内覧客を連れてきてくれる不動産さんは、基本的に人の物件の改善点はいちいち教えてくれません。
タダでできることならアドバイスしてくれる事もあると思いますが、お金がかかることなら工事費用を使わせたのに買い手が見つからなければ自分で自分を苦しめることになります。
「どうしてくれるんだ!」と文句を言われる可能性もあるのでアドバイスには消極的なんです。
よほど親しい相手でなければ、自分に負担がかかるようなアドバイスはしてれません。
カーポートの屋根の高さを上げる方法
私の実家にもごく普通のカーポートがあります。
最近、車を買い換えるまではわりと普通の屋根の高さの(自分の身長より屋根が低い)車に乗っていたので、カーポートに入れるのに何も意識することはありませんでした。
でも最近、SUVのランクルに買い換えてから実家に戻った際に、屋根とカーポートが接触することが分かり、自分の家に車を入れられなかった苦い体験があるんです。(ランクルの天井高 188cm)
そこで、きっと屋根の支柱部分を長く継ぎ足してもらえるような物があると思い、カーポート工事をしてもらった業者に相談してみました。
そこで言われた返事は「継ぎ足しはできない」ということでした。
強度的な理由などがいろいろあるそうですが、費用もかなり割高になるので現実的じゃないという話だったんです。
ちゃんと工事をするなら、一度、柱の基礎部分から掘り起こし長い柱にそっくり入れ替える必要があるそうです。
今後は天井の高い車が増えることが予想されます
今時の車はワゴンやSUVのように車の屋根の高さが人の身長よりも高いものが主流になっているために、カーポートに当たってしまうケースが増えています。
これは今後もしばらく続くことが予想されています。
ちなみに、普通の天井の高さとしてプリウスなどがありますが、今売れているヴェルファイアやエクストレイルなど人気の車はカーポートに屋根が接触してしまうことが多いんです。
沢山の家を人に貸している人は困ることはないのかな?と思い、大家仲間で一戸建てだけの賃貸経営している人がいるので聞いてみました。
すると「今時の車が入らない屋根の高さなら、いっそカーポートを撤去する」と言われていました。
やはり、見学に来てくれる人ががっかりするとか。
その話の際に言われたのが「家を買う人なら塀や庭を壊して駐車スペースを増やす人も多いから、無理にカーポートにお金を掛ける必要はないと思う」というアドバイスでした。
これは流石に目からウロコでした!
カーポートなんて使ったことがない人からすれば、ありがたみなんてピンとこないし、カーポートの柱にドアが当たるのが嫌な人もいるそうです。
やっぱり、屋根が低いカーポートなら、少しだけ内覧の反応を見て、イマイチな感じなら撤去した方がいいかもしれませんね。
ちなみに撤去するには、根本部分を切ってもらうだけでもいいみたいです。
根本部分のコンクリートを割ってまで綺麗に撤去する必要もないそうです。
「そんな細かいことは、次に買った人が好きにするでしょう!」だとか。
さすが、こんな思い切ったこと、不動産屋さんはアドバイスしてくれるはずありませんよね。