家を高く売るには、塀を壊した方が売れやすい事があります!
それは、車やバイクを置くスペースが1台でも多ければ売値がぐっと高くなるという事なんです。
最近の家では少ないかもしれませんが、昭和~平成初期の頃の一戸建ては、大手ハウスメーカーの建売住宅でさえも、車を置くスペースが1台しかないケースが多かったんです。
今でも、売り物件の情報をネットでいろいろ見てみますと、駐車場が1台しかない家がやはり多いんです。
そして、そういった家は大きな値下げをしても売れ残っていたり、そもそも、ネットで検索される際に、駐車場が「2台以上」という選択をされてしまっているので、画面に出る事もないまま、人目にさえも出ない事が多いんです。
これでは、どんなに良い間取りや日当たりの家でも、だれにも存在を知られることがないので、当然、売れません。
駐車場を増やすために塀を壊しましょう
私は、不動産投資をしている関係上、家を貸すことも売ることもあります。
その際に、不動産のホームページなどで「駐車場が2台以上」に自分の物件を入れるために使う裏ワザがあります。
それがブロック塀を壊して植栽などがあればそれも伐採し、砂利を敷いて車を置けるだけの空きスペースを作る方法です。
この時、何もクラウンやアルファードみたいな大きな車が置けなくてもいいんです。
軽自動車が置けるならOKです!
ここでの大切なポイントは、本当に車を置けるかどうか?ということじゃなくて、ネットで探している人に「車が2台置ける家」として、多くの人目に触れられることを狙いにしているという事なんです。
だから、ギュウギュウ詰めでも2台が置ければOKなんです。
しかも!軽自動車は市区町村によっては車庫証明が不要なところもあり、そういった場所だと、現実に車が置ければOKで、面積などの条件を満たす必要もありません。
また、車庫証明が通るかどうかは、置く車のサイズによって異なります。
車庫証明の申請用紙には車のサイズを記入する部分があって、そのサイズよりも広ければまず大丈夫です。
ですので、車1台を置くには、一律で縦◯m横◯mみたいな決まりはありません。
塀を壊すにはかなりの費用がかかります
塀を壊すことをオススメしておきながら、費用の話もなんですが、コンクリートや石の処分費用は今はとても値上がりしています。
もし近所に広い駐車場がある場合には、そこに車を置こうとする人もいるかもしれませんので、まず自分では判断をせずに、一括サービスなどから家の売値について見積もりをもらってください。
予想してた額より高く売れそうなら、塀を壊すより、値下げをする方が簡単です。
一括で見積もりを集められます→ 家を高く売る方法
なお、鉄柵の処分なら、鉄が多ければ無料で工事をしてくれることもありますが、コンクリートなどは処分するのにコストがとても多くかかるので、壊して捨ててもらうだけでもすぐに10万20万とお金が掛かります。
また、壊した後はコンクリートで綺麗に処理するのがベストですが、場合によっては砂利を敷くだけでも十分に綺麗に見えることもあります。(工事の跡によりけりです)
そこそこの見栄えに仕上げると30万円ほどかかることもありますので、慌てずに、先に家の売値を把握しておきましょう。
見積もりの際の反応で、思ってたよりも簡単に売れそうなら何も手を打たなくても簡単に売却が終わるかもしれませんしね。