熊本県で家や土地を売る場合にうってつけの高く早く売るためのコツがあります。
実はそれって、九州最大の都市の福岡の方が家や土地を高値で売却するのに使うコツと同じなんです!
ぜひ参考になさってください→ 日本で屈指の不動産売却が厳しい福岡で通用している売り方です
福岡でも通用していますし、東京や大阪やその他の全国のどんな街でも通用しているコツとなっています。
多くの方は地元の不動産屋だけにしか声をかけないと思います。
しかも、いきなり1社に決めて売却依頼をしている人も多いんじゃないでしょうか。
そんな事をしてると、ただでさえ熊本地震の影響で高値や相場価格で売ることが難しいのに、腕の悪い不動産業者やズルい営業マンにひっかかってさらに激安で売られて大損させられるリスクが増大します!
「早く売りたい」とか「売ろうかな」とかそれぞれ皆さんの状況は異なると思いますが、熊本県内にある家や土地を少しでも高値で早く売るなら絶対にハズせない売り方があるのでご紹介します!
熊本地震がきっかけとなり売れる中古の家にトレンドの変化が起こりました
熊本地震が起きてから、それまで売れていた中古の家に大きな変化が生まれました。
ほとんどの方に該当するのは屋根材で、重くて家に負担をかけてしまう瓦屋根か?それとも軽量で家の揺れにも負担をかけない薄型の屋根材か?というという視点が生まれたんです。
倒壊や半壊した家の多くは重たい屋根瓦を使った家が多かったんですよね・・・
それまでは瓦屋根かどうかは、ほとんどデザインの点からしか注目されていませんでした。
もちろん、ハウスメーカーなどは地震対策のために軽量素材を使うなどアピールしているところもありましたが、多くの方はあまりそこまで気にせず、家が洋風か和風かといったあたりで決めていたと思います。(皆さん普通はそうですよね)
今だに熊本以外の他県で、とりわけ大きな地震が発生していない県などはデザインで屋根瓦を選んでいるところもまだまだ多いですが、もう熊本では重たい屋根瓦を使っている中古の家は、売却に相当苦労しているようです。
こちらも多くの方に読まれています→ 熊本地震の被害から見えてみた影響について
次に、これからの熊本で売れづらい中古の家は、1Fが壁や柱だけの構造になっている建物です。
この構造はピロティー式と呼ばれるもので、1Fを車庫にしている家などに多く見られる構造になります。
再び大きな地震が起きてもおかしくありませんが、そういった可能性を考えると、壊れやすい家をわざわざ買おうとする人は激減しているはずです。
しかも、新築ではなく中古の家となれば何か見えないところがダメージを受けていると勘ぐられてもおかしくありません。
それに、築年数の新しい家でさえ壊れていたので、これから築10年や20年という中古の家が数年前までのように相場価格などで売れるとは到底思えません・・・
これからの熊本の売り家は当たり前のように大きな値引きを求められます
どうしてそんなに大きな値引きを求められるか?それは耐震補強をするための費用分を値引きで補ってもらおうとする人が増えると予想できるからです。
それを強気に突っぱねる事ができるのは、おそらくここ最近に新築したダイワハウスや積水ハウスなどの耐震・免震構造が完璧な家だけじゃないでしょうか。
また、いくらそうした構造になっている家だとしても、大手ハウスメーカーの家でなければその機能を信用してもらうことは厳しいと思います。
この場合もやはり不安を値引きで補うために、売値の値下げを求められると思います。
この記事は以下の熊本県内全ての箇所に該当する記事です。
熊本市・八代市・人吉市・荒尾市・水俣市・玉名市・天草市・山鹿市・菊池市・宇土市・上天草市 ・宇城市 ・阿蘇市・合志市・下益城美里町・玉名郡・ 玉東町・玉名郡和水町・玉名郡南関町・玉名郡長洲町・菊池郡大津町 菊池郡菊陽町・阿蘇郡南小国町・阿蘇郡小国町・阿蘇郡産山村・阿蘇郡高森町・阿蘇郡南阿蘇村・阿蘇郡西原村・上益城御船町・上益城嘉島町・上益城益城町・上益城甲佐町・上益城山都町・八代郡氷川町・葦北郡芦北町・葦北郡津奈木町・球磨郡錦町・球磨郡あさぎり町・球磨郡多良木町・球磨郡湯前町・球磨郡水上村・球磨郡相良村・球磨郡五木村・球磨郡山江村・球磨郡球磨村・天草郡苓北町
熊本県の津波浸水想定区域は売却が厳しい・・・でも大丈夫!
熊本県内には津波の際に浸水をすると予想されている区域が沢山あります。
「荒尾市・玉名市・熊本市・宇土市・上天草市・天草市・氷川町・八代市・芦北町・津奈木町・水俣市」が熊本県の土木部が発表している浸水想定区域の地名です。
津波なんて言っても10年ほど前までの日本では誰もそんな事は気にしてませんでしたが、今は違います。
きっと売却しようとしている方も、ご自身の家や土地がそうした区域にあることはご存知だと思いますから売却の際には弱気になることも多いかもしれません。
ただし、世の中にはいろんなタイプの人がいて、「津波なんて熊本に来るはずがない!」とか「来てもせいぜい数十センチだろう」と軽視している人もいます。
もし家や土地を売る際に、そうした方に売れるのなら強引な値引きを求められることもありませんし、そもそも仕事のための立地優先で選んでいたり、予算優先で選んでいたり、景色を気に入って購入してくれる場合には相場よりも高く売れることだって十分にありえます。
もちろん、そんな相手に出会うことができれば、購入を即決してもらえるので早く売れる確率もぐっと高まります。
そのためには、やはり数多くの不動産屋さんに声をかけて見積りを比較するしかありません。