不動産経済研究所の発表では2015年の全国新築マンション市場で販売価格が高騰し”73年の調査開始以来”の最高値を付けたそうです。
これは「世の中がおかしくなっていた昭和バブルを超えた」という意味になります。
世の中の過去の流れで行くとそろそろ大暴落が起こっても不思議ではありません!
(実際、多くの専門家が警鐘を鳴らしています)
マンションや家を売るには良い時期なんですが・・・
マンションや家を売ろうとしている人からすればそれだけ新築が高く売れているのなら自分の家やマンションも高く売れるかも!と思うかもしれませんが、そんな悠長に構えていると痛い目を見ますよ!
と言うのも、株の世界で言われるように「値上がりした話題で盛り上がり始めたら売り始める時期」なんて言葉があるからです。
不動産も同じで、こんなふうに過去最高なんて報じられたらマンションや家を高値で売れる最後の時期だと思うくらいが丁度良いと思います。
マンション・一戸建て・土地を売ろうかな?と思っている方はせっかくのこの高波に乗らない手はありません。
→ 最高値ならいくらで売れるか?その業者はどこか?すぐ分かります
身銭を切って不動産投資をしているからこそ感じられるものがあるんです
私は不動産投資をしているため常に良い売り物件がないか複数の県の中古マンションや戸建ての売値を日々ずっとチェックしています。
首都圏から地方まで競売物件の情報や落札結果もチェックもしています。
その結果、ここ1〜2年の高値傾向に違和感を感じていますし競売物件に出てくる物件数が減ってきた事に気づいたり落札価格が割高だと感じる事が多くなってきました。
これは私以外の仲間も同じことを言っているので間違いないと思います。
こういった時は世の中の流れが大きく変わる前触れだと確信しています。
過去に私が体感した大きな流れの変化はリーマン・ショックと東日本大震災の時で、特にリーマン・ショックの前の感じにすごく似ている気がします。
もちろんこのまま景気が良い状態が続けばいいんですが、過去を見てもそんなに調子が良い期間は長くは続きません。
景気の良し悪しは必ず繰り返すからです。
私の周囲の先輩投資家で早い人などは2年ほど前から手放す物件は早々に売り出していてここ1年くらいの間に高値での売却に成功しています。
売買のタイミングに長けている先輩の投資家達が慌てて売却していることからも、今は買う時期ではなくて売る時期なんだな・・・と感じています。
マンションや家は高額な売買なので売り出してからすぐに売れるとは限りません。
なるべく早く売りに出して景気が良いうちに売買契約を終えないといけません。
いくら購入意欲がある人が現れても、ローン利用予定の銀行が弱気になり審査を厳しくしてしまうと売れるチャンスはぐっと低くなるからです。
仮に審査に通った場合でも、今なら頭金が200万円で済むローンが景気悪化によって300万や400万円も用意することが条件となってくることも多々あります。
そうなれば多くの人は諦めないといけなくなり審査に通った意味も無くなってしまいます。
(最後に)
確実に高値で売れるタイミングとは、あなたが売りたい時ではなくて購入希望者にお金の余裕がある時です。
「お金の余裕=ローンに通りやすい」という意味でもあるので、世間の景気が良い「今」がまさにそのタイミングと言えそうです。