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定年後に同じ会社に再雇用してもらう方は多いと思いますが、その後にもとの部下が上司になったことでストレスを感じて退職したくなるケースが多いそうです。

 

ところが、その際に辞めたくてもすぐに身動きが取れない方も多いそうで、多くの場合は「住宅ローン」が原因のようです。

住宅ローンが残っているから再雇用先を辞められない?

もともと日本の企業の多くは65歳定年が一般的だったので、20年前や30年前に家のローンを組んだときにはまさかお勤め先の定年が「60歳」に前倒しになるとか、早期退職を募られるような会社になるとは想像もしていなかったと思います。

 

なので、ローンを何がなんでも完済するまでは退職することは考えられず、奥さんに促されるままに60歳を超えてから再雇用をしてもらった方も多いかもしれませんね・・・

 

ところが再雇用後に、それまで部下だった社員が自分の上司となり立場が逆転し、営業などでは厳しい数字を求められるようになったり、職場での孤独感に毎日悩まされるようになる方が非常に増えているそうなんです。

今まで家族や会社のために十分頑張ってきたことはご家族が一番知ってくれていますよ

このままストレスを抱えたまま仕事を続けてもきっとお体を悪くされたり、ストレスから大病を招くことにもなりかねません、本当にそんな人生でいいでしょうか?

あなたのご家族はそんなことは絶対に望んではいません!

 

そんなことになるよりかは、ローンの途中で家を売却してあなたがいきいきと充実した日々を過ごせることが何よりも嬉しいはずです。

 

私はファイナンシャルプランナーをしていますので今までにローン途中の家を売却してきた方も多くお会いしてきましたが、早い人は会社都合で40代などで大幅な給料カットやリストラで家のローンが払えなくなる方もいらっしゃいます。

その方達に比べると、再雇用という環境で悩まれているあなたは年齢的にも既にローンの多くは払い終わっていて残りは少ないんじゃないでしょうか?

 

ローンの残りが少ないからこそ家を手放して身も心も身軽になることをお勧めします。

このまま無理をしてローン返済を続けたとしても、会社人生の最後が苦痛に満ちた数年間になれば何のために生きているのか分かったもんじゃありません、会社や家族のために頑張ってきたのにこのままでは悲しすぎます。

ローンの残高があと少しだからこそ家を売ってローンから解放され仕事も退職できるんです!

通常、家を売りたくても売れない「最も苦しいケース」はローンが沢山残っている返済開始から10年ほどしか経っていない方達になります。

反対に、家を売りやすいのはローンの残高が大幅に減っている定年前後の年齢の方だと言われています。

 

そもそも、ローン途中の家を売るにはローンの残高を一括返済できる目処がたたないと売れませんが、残りの金額が数百万円であれば家を売ったお金でローンの残りを払え、しかも次に生活する家の購入費用にしたり、賃貸物件を借りる場合には今後の家賃にあてることができます。

奥さんや家族に違和感を持たれることなく売却するためのコツ

幸い、あなたの年齢が40歳や50歳という若さでなければお子さんがすでに進学などでは家を出て独立されていたり、今後近いうちに独立される環境だと思います。

それを上手に利用して、「家が無駄に広いから景気の良い今のうちに家を売却して手頃で便利なところに引っ越ししないか?」など、ちょうどよい理由をつけることが可能です。

 

実際、世間一般には定年と同時に家やマンションを売却して、夫婦で暮らすのにちょうどよい間取りの物件に引っ越しされる方がとても多いんです。

また、家族の人数が減るというライフスタイルの変化以外にも、街の様子が代わり、将来のことを考えて買い物に便利そうな物件に買い替えや賃貸物件を借りて気軽な生活スタイルに転換される方も多いんです。

 

そんな方はテレビでもよく紹介されていますから、きっとあなたの家族も別に驚かれないと思いますよ。

60歳前後は賃貸物件を借りる最後のチャンスとも言えます

実は、賃貸物件を借りる場合には人気がある物件ほど審査が厳しいものです。

例えば、定年後のご夫婦などは審査でかなり厳しく見られるはずです!なぜなら、退職されてしまえば社会的な肩書は「無職」になってしまうためで、無職の方から家賃をもらうのは貸し手としてはリスクが大きく感じるからです。

 

なので、もしまだ退職されていない場合には先に賃貸物件の審査を通ってから退職されることをお勧めします。

ちなみに、その際には審査を受ける時に仕事のことを聞かれると思いますが「退職の予定は未定」ということにしておくのがポイントです!

持ち家・物件マンションから賃貸に移るメリットは?

持ち家や分譲マンションでの生活だと修繕費や税金や管理費用などとにかく目に見えないものに出費が続きますが賃貸物件の場合には今後の修繕費や管理費用などはかからないので純粋に家賃だけを考えてシンプルな人生設計ができます。

 

また、仮に賃貸物件で生活してみたものの近所トラブルなどやっかいに感じることがあれば賃貸ならすぐに引っ越しすればいいのでストレスからも簡単に逃げることができます。

これこそが賃貸物件の魅力なんです。

 

それに、もしお子さんに家やマンションを残してあげたとしても、将来的には不動産の価値はどんどん下落してしまい、最悪の場合にはマンションだと売るに売れない負債になるリスクもありますし、戸建ての場合には住みもしない空き家の修繕費用や固定資産税の支払や火災保険の支払いの負担をかけることにもなりかねません。

 

近頃は家の解体費用も高くなっていて、平均的な一戸建ての場合でも取り壊しには200万円でも不足する場合があります。

そんな金銭的な負担をかけるよりも、今のうちに売却をして、お子さんには現預金という形で残してあげたり、お孫さんに生前贈与などをしてあげるほうがずっと喜ばれると思いますよ。

ぜひ今一度、再雇用先に無理にしがみつき続けるか、すぐに充実した生活を取り戻すか、熟考されてみてはいかがでしょうか。

 

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→ 家の売値を知りたい

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 マンションを売ると貸すはどっちがいいか?

 家は貸すより売った方が良い(一戸建てのケース)

 

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→ 退職後のローンが払えない時にリバースモーゲージ

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