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これは友達の家の話ですが、家のそばに公園が出来て最初は喜んでいました。

その友達は34歳と31歳の夫婦で5歳と3歳の子供がいるので、家から公園まですぐに行けることに期待をしていたんです。

 

もともと公園のあった場所は耕作放棄された畑でしたが、とくに荒れてるわけでもなくて、たまに雑草の管理にお年寄りが来てるくらいののどかな光景でした。

それが家を購入してから6年後に一変してしまったそうです。

静かさが気に入って購入した分譲住宅だったのに6年後に公園ができた

もともと閑静な場所で、家と畑が共存しているようなところでした。例えば、庭でバーベキューをしても周囲に家が隣接してないため苦情も出ないようなすごくいい環境だったんです。

 

それが、分譲住宅購入から6年の間にどんどん畑が宅地に変わり、一軒屋の建売り住宅で埋め尽くされるようになっていました。

いずれはそうなるだろうという話で購入してたので、それ自体には不満はなかったそうですが、ある時に、自治体?か何かの立案で、公園を作るという話が出たそうです。

 

まだその頃には、公園の騒音をしらなかった友人夫婦も公園案には賛成をしてたとか。

ところが、いざ公園ができたら想像を超えるほどの大声などが朝から晩まで続いてノイローゼ気味になってしまったんです。

ボールを蹴った時の振動音からギャーギャー奇声をあげる子供たちに雨戸を閉める日々

公園ができてからは、毎日のように子供達がサッカーをしたり、はしゃいでギャーギャー騒ぐ奇声が家の中までハッキリと聞こえてくるようなったんだそうです。

 

いろいろ苦情も言ったそうですが「公園の基準はクリアしてる」の一点張りで、何も対策はしてもらえなかったとか・・・。

しかも、お隣さんに話をふったら「賑やかで良いわよね」と、まるで騒音とは感じてない様子で共感は得られなかったそうです。

 

平日の昼間は静かでも、その時間は仕事で家にいなくて、夕方に帰宅したら19時くらいまでは煩いのを我慢しなくてはいけない生活だったそうです。

もちろん、土日なんかは朝から晩まで煩いため、ついには旦那さんは耳鳴りがして夫婦喧嘩なんかも増えるような悪影響だらけの生活だったみたいです。

築7年でローン途中だった家を売って住宅しかない場所の中古物件に買い替えました

結局、ストレスに耐えられなくなり、築7年のその家は売ることにして、次に買い替えしたのは、すでに住宅街で家しかないような場所の物件でした。

 

もはや公園も店も新しくできる空きスペースがない立地で選んだため、間違ってもこの先に、公園なんかができて煩くなることはないという判断のもとに選んだそうです。

 

ちなみに、公園のそばで声などの騒音が酷い家がちゃんと売れたのか気になる方も多いと思いますが、先ほど、お隣さんが「賑やかで良いわよね」と言ったように、人によっては煩いくらいの場所が好きな人っているんですよね。

 

売り出してから4ヶ月後には無事に相場価格で売れたと言ってたので、おそらく次の購入者は子供の叫び声とかボールを蹴る音とか、気にしない人なんだと思います。

この話を聞いて、私は今まで自分が持ってた住環境の固定観念が良い意味で崩れました。

 

自分にとっては煩いと思う騒音も、他人にとっては癒やしになることもあるんだな・・・と良い勉強になりました。