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今回は32歳の既婚者でお子さんが2人いるサラリーマン男性が預貯金やキャッシングの借り入れをつぎ込んでビットコインを購入し、後に大損をして妻に泣いて頼まれて家を売ることになった体験談です。

 

この男性と同じく、ビットコインなど仮想通貨で損を出してしまい家を急いで売る方の参考にもなる体験談だと思います。

妻に内緒でビットコイン購入!全財産を投入して大金持ちに

会社の同僚の何人かがビットコインを1ビットコイン30万円や50万円の時に購入しているのは知ってました。それで、その後の値動きに興味が出て毎日チェックしてたら、あっという間に100万円を超えてくるじゃありませんか。

 

しかも、ネットなんかの情報だとこのまま200万円を超えるような話もチラホラと。

 

雑誌やCMでも仮想通貨の取引所の広告を見ることも増えてきたこともあり「今買えば大儲けできるかも」と次第に思うようになりました。

 

妻にそれとなく「ビットコイン買わない?」と話を持ちかけてみたんですが、妻は堅実な性格のため興味を持ってもらえませんでした。

 

でも、毎日のように値上がりを続ける通貨はその後も160万円くらいまで一気に値上がりを続けました。もう私の我慢は限界でした。

預貯金の全てをつぎ込んで190万円近くでビットコイン購入

私が購入した時はすでに180万円台でして、今思えばあれがほぼピークでしたね。。

 

でも、どうしても買いたいという気持ちと、まだこのまま300万円など伸びていく予感もしたので、妻がやりくりしてくれていた預貯金を勝手に全てつぎ込んで購入しました。

 

その後も200万円まで伸びてくれ購入から2週間ほどで20万円ほどの値上がりとなりました。

 

そのまま250万円くらいまでいけばひとまず売ってしまおうと、自分の中ではわりと堅実なつもりでいたんです。ところがです・・・

ビットコインが半値近くにまで暴落したけど妻に言えない

ビットコインは私の予想を裏切り、一気に半値近くにまで下落しました。その後も、年が明ければ一気に戻るかも・・・と期待しましたが大して戻りませんでした。

 

そしてついに禁断の手段に出てしまったんです。株で言うところのナンピン買い?という手法です。

 

安くなったところで買い増しをして、手持ちのビットコインの単価を引き下げるというやり方です。これをやっておけば、値上がりをした時に早くに差し引きゼロにできると思ったからです。

 

そこでキャッシングを片っ端から利用して、150万円を借り入れすることができました。それも全額、ビットコイン購入に回しました。

 

一時的に手持ちのビットコインの単価は下げることに成功しましたが、その後に始まったキャッシングへの返済で大変なことなりました。

 

しかも、預貯金を勝手に使い込んでビットコインを購入したことが妻にばれてしまったんです。話をした瞬間に泣き崩れました。。。

今すぐ家を売ってでも借金をなくしてとせがむ妻に反論できず

妻はもともと借金が嫌いな堅実なタイプで、私がビットコインを購入したことよりもむしろキャッシングに150万円以上もの負債があることに悲観しました。

 

もちろん、預貯金を使ったこともとんでもなく怒られ、このままキャッシングにコツコツ返済するつもりなら離婚も考えるとまで言われてしまいました。とにかくキャッシングなんて早く終わらせて!と言われました。

 

せめてもの救いは住宅ローンがなかったことです。家は親が建てた築30年の家に住んでいたからです。

「よし家を売ろう・・・」

ビットコインを手仕舞いして家土地も売ることに

ビットコインはすぐに売ってしまい、結局大損をしました。そして戻ったお金を使いキャッシングにも返済をしましたが、残念ながら値下がり損は大きかったのでまだ完済はしきれませんでした。

 

残りの負債は50万円程度でしたが妻はそれでも許してはくれず、家と土地を売ることにしました。

妻の言い分としては、いずれ利便性の良いところに家が欲しかったので売ることに抵抗はないというものでした。

 

そこで、あちこちの不動産屋さんに査定を出してもらい、一番高い値段をつけてくれた業者に依頼して無事に家を売ることができました。

 

あちこちの不動産屋をまわるなかで「どうして家土地を売るんですか」と聞かれたのは辛かったですね。。適当に「親の介護の都合です」と言ってごまかしました。

不動産屋によって家の値段がまるで違いました

7社の不動産屋をまわって家を売る相談をしましたが、まずそのうち2社は消極的でまともに相談することもできませんでした。

 

というのは、我が家が古いために土地しか値打ちがないということで、売値が安いからだと思います。不動産屋は扱う値段が大きければ手数料も大きくなる特徴があるので、土地値しかつかない物件はやる気が出ないんでしょうね。。

 

なお、残りの5社のうち2社もすぐには査定を出してくれず時間がかかりました。それもやる気がイマイチだったんだと思います。

 

査定は5社からもらえましたが、そのうち家にも価値をつけてくれたのは1社だけでした。残りの4社は建物価値0円だったんです。

 

耐用年数などで残存価値がないとかって言われました。要するに家が古すぎるということらしいです。

 

結局、古い家でも良いというお客さんを抱えていた1社に土地値段に家の価値を200万円ほど上乗せした価格で売ってもらいました。

 

不動産屋によってまるで違うものですね。。

仮想通貨で出した損失の処理は厳しかった

これは後になって知ったことですが、株と違って仮想通貨はいくら損が出てもそれを理由に課税所得金額からマイナスをしてもらえないので、損しても、ただの損で終わるという結末でした。

 

以前、リーマンショックの際に海外投信をやってそれも痛い目を見たことがありますが、その際には、投資の損失分があれば税金を少なくできるような措置があったと記憶してます。

 

仮想通貨もそうした措置があるものだと思っていたので驚きました。もろもろ考えると、家を売って手元にまとまったお金も残せたので精神的にもすごく楽になりました。売ってよかったです。