【このページはPRを含みます】

家を売る際に、玄関に盛り塩をされる方がいますがこれはマズいです。

自分が住んでる家にやる分や、お店などの入り口に盛り塩をする分にはなんら問題はありませんが、家を売る際にその家に盛り塩をしてしまうと、売れるハズの家すら売れなくなる危険がありますよ。

 

過去、盛り塩をして売り家が1年以上も売れ残った姿を沢山見てきたのでこれは間違いなくやめた方が良いと断言できます。

その理由とは・・・

売り家に盛り塩をしてはいけない理由

まず、家を売りに出すと最初に不動産屋さんが家の内外のチェックや敷地境界のチェックなどを行いに現地にやってきます。

その際に、玄関は必ず通りますよね?そこで盛り塩があればどう思うでしょうか?「何か良くないことでも起きたのかな?」と悪い方に勘ぐられてしまいます。

 

酷い場合には「変な宗教とか入ってる人なのかな・・・」と不安に思うかもしれません。

 

あちこちの家を扱ってきた不動産屋さんでさえもこんなふうに悪いイメージを持つわけですから、他人が住んでた中古の家を見慣れていない一般の購入希望者が盛り塩を見た場合にはおそらく「ゾッ」とされる方が多いと思われます。

 

盛り塩があっても変に思わないのは、あくまでもお店の場合で、さらには飲食店くらいでないと変に思う人もいるのは事実です。

例え、世間一般に盛り塩をする家が増えているとしても、あなたの売り家を見に来てくれる貴重な存在に盛り塩を見せて得することはありません。むしろ、マイナスイメージを持たれて損するだけかもしれません。

 

実際に、過去に1ヶ月間に内覧が7組も入った中古の売り家の様子を身近で見た機会がありましたが、いくら内覧が来てもまったく値段交渉などに話が進まず、そのうち不動産屋さんが誰も連れてきてくれない自体となりました。

 

よくよく話を聞いてみると、お客さんもそうですが不動産屋さんの営業マンも玄関の盛り塩が何となく気になってていつものような軽快な営業トークが繰り出せなかったみたいです。

 

結局、すぐに不動産屋さんに「盛り塩には特に意味がない」という事を説明し、盛り塩を撤去したら、その1ヶ月後からは値引き交渉をしてくる前向きな内覧者が徐々に出てきはじめて、3ヶ月後には無事に売れていました。

 

こんなふうに「空き家+盛り塩」が与えるイメージの悪さは本人が思ってる以上に深刻なので、もし今も売り家に置いてる場合にはすぐに撤去することをオススメします。

 

私の経験上からも、「盛り塩は撤去しましょう」なんて言ってくれる不動産屋さんはいませんよ。

どうしても盛り塩をしたいなら敷地の四隅にこっそりと

なかにはどうしても盛り塩をしないと・・・と固い決意をされている方もいるかもしれません。その場合には、玄関は避けて家の四隅に少しだけ盛り塩をする程度で我慢してください。

 

その際にも、お皿に盛り塩はせずに地面に直接に少量を置くくらいが理想的です。

もし、本気で家を売りたい場合や、少しでも早く、もしくは少しでも高値で家を売りたい場合には、決して他人に盛り塩がバレないようにしないといけませんよ。