庭付きの売り家って、住宅情報誌や不動産屋さんのサイトを見てると沢山あります。それを見て、いつも「残念だな~」と思うことがあるんです。
それは、敷地内に植えてあえる木です。
たぶん、そのほとんどは新築時に植えた木だと思われます。
実は、売れない家に共通しているがこの植栽なんです!
植えた本人には思い入れがあるのかもしれませんが、他人からすると単に生い茂っているだけで、むしろそこに倉庫を置いたり、自転車置き場の屋根を付けたり、もしかするとお子さんが遊ぶ広さや物を置くスペースをもっと欲しがっているかもしれません。
そこに木があると、欲しい家のイメージから離れてしまうんです。
それに、前の住人の生活感が残っているのもあまり気持ちの良いものじゃないそうです。
また、木そのものが大した大きさがなくても空気がよどみますし、影がつくる印象ってよくありません。
家がどんよりとした暗いイメージになるんです。
最近は、中古の家を買うときの注意点として「庭の木は根っこが家の基礎コンクリートを痛めているから要注意」なんて書いてるものさえあるんです。
とにかく、百害あって一利なしです・・・。
今まで私や周囲の不動産投資家の仲間たちも、中古で購入した家を貸したり、場合によっては転売することがありますが、まず間違いなく、敷地の木は全て切ります!
そうすると、今までと建物の見た目がまるで違って、さっぱりと清潔感がUPするんです。
やはり、その後に入居希望者の見学人数が増えますし、売却の場合にはほぼ希望通りの値段で高く売る事ができるんです。
木を無くしたら!あとは高く売るだけ→ 家を高く売る方法
自分で木を切るのが難しい場合
もし、物件にご自身が出向ける距離にお住まいの倍には、シルバー人材センターにお願いして、木を切ってもらうこともできます。(ほとんどのシルバー人材センターは大丈夫みたいです)
シルバー人材センターに依頼する場合の注意点を紹介しておきますね!
・最初に見積もりをもらう必要があり、原則、立会が必要。
・混んでる時期は、見積もりが出るまでに3~5日ほどかかる。
・「切るだけ」「切った後の処分も含」で料金がかなり違う
・シルバー人材によっては、伐採の人がいない所もある。
こんな感じです!
まずは、伐採して欲しい物件がある市区町村のシルバー人材センターに電話をして、相談をしてみてください。
伐採した木は家の敷地内に放置しないこと
せっかく木を切って、さっぱりとしても、そのまま伐採後の木を敷地内に置いておくと、トラブルを招いて大変な事になります。
小綺麗に置いておけば、見た目がそれほど悪くので、ついつい、しばらく置いておく方も多いそうですが、そんな環境を作ってしまうと、あっという間に他からシロアリ(羽アリ)が飛んできて、大繁殖をしてしまいます。
そうなると、かなりの確立で家にシロアリが入り、床下や柱の根本、畳をダメにしてしまいます。
そのままで家を売るどころの話ではなくなりますし、近所の人から苦情が来て、お詫びから駆除費用から大事になり、最悪は訴訟を起こされる事もあります。
絶対に、伐採後の木は放置しないでくださいね。